先生のお母さん

今日は娘の学校のお話し。

 

学校に行き始めて一年が経ちました。

というのも、スイスでは義務教育が4歳から始まります。

日本で言うと、幼稚園の感覚ですが、実際にやっていることは、学校っぽかったりします。

ちゃんと、算数、体育、アルファベットなどの教科があるのです。

 

教室も、前に黒板があって、子供たちのそれぞれの座席が決まっています。

ただ、教室内におもちゃコーナーがあったり、図書コーナーがあったりするところは日本の「学校」とは違うところだなと思います。

図書コーナーには、各種絵本が置いて有り、クッションやラグが敷いてあり、リラックスしながら本を読むコーナーになっています(笑)

 

そんなスイスな学校生活にもなれた娘ですが、あるときふとこんなことを言いました、「今日アマリア(先生・仮名)のお母さん来てたよー。」

私「‥? そうなんだ。なんで?」

娘「一緒にいろいろやったの。」

私「・・へー。」

 

なんだかよくわからないけど、先生のお母さんぐらいの年齢の(先生は若い女の先生です)、補助員の先生みたいな感じかな?と思いました。

先生が冗談で、「この人は先生のお母さんです」とか言ったのかなと思いました。

 

でも、また別の日も同じことを言っていたので、??となっていました。

 

同じクラスのお友達のお母さん(スイス人)と話す機会がありましたので、聞いてみました。

「娘が先生のお母さんが来てたよとかいうんだけど、そんなことってないですよね?」

友母「あー。うん、あると思うよ~。何か手のかかる授業とか、遠足の時とか、大変だからお母さん呼んだんじゃないかな」

私「・・・!!」

 

日本ではそんなこと起こらないですよね。

実は私の両親も教員ですが、そんな話聞いたこともありません。

でも、そのお友達のママ曰く、スイスではよくあること、とのこと。

 

遠足とか大変だったら、学校側がしっかり補助の人をあてがってくれたりするべきだと思うのですが・・・!

この辺りも、スイスの自由な風潮が現れていますね。

 

娘曰く、「アマリアのお母さんは、エルサが好きだから、小梅(娘のニックネーム)のエルサの水筒ちょうだいって言うんだよ。」

 

なんだか、子供好きそうな、素敵なお母さんであることは間違いないですね。