2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

シカゴ旅行(4) バスであちこちへ

さて、二日目は朝から観光 時差ボケでものすごく朝早く起きちゃった子どもたち。 朝食の時間まで待つのが大変でした。 夫はずっと仕事ですので、私一人で子どもたちを、連れ回さなければなりません。 そのために買ったもの。 ○シカゴシティーパス シカゴの有…

シカゴ旅行(3)  摩天楼ひしめく

とても大きい空港のようで、市街地へと出る電車(Blue Line)に乗るのに、シャトルバスに乗っていかないといけませんでした。 特に今日は混み合っているのか、シャトルバスに長蛇の列。 でも、シャトルバスは次々に来ましたので、そんなに待ち時間はありませ…

シカゴ旅行(2)税関にて

チューリッヒから、約10時間のフライトで、シカゴ、オヘア空港にやってきました。 空港内は、さすがアメリカ、厳格な雰囲気で、入国審査や税関のエリアでは、写真を取ること自体だけでなく、モバイル使用禁止ということが、徹底されています。 そして、入国…

シカゴ旅行(1)

突然ですが、今日から約一週間、シカゴへ旅行でいきます。 その様子を少しずつアップできればと思います。 チューリッヒ空港へ向かう電車の中 車窓から。 スイスの電車の外観です。 スイスでは、フランス語圏からドイツ語圏に移動するときなど、車内アナウン…

スイスの学校の話

妊娠出産の話からいったん離れまして、娘の学校について書きたいと思います。 スイスの義務教育は、4歳から始まります。 新学期は9月から(正確には8月の最終週から)です。 4歳が一年生(1P、アンペ)。 我々の地域では、1Pは、月、木、金が午前中、火曜…

日本の医師から見たスイスでの妊娠出産(12)~新たなサプリメント~

妊娠中期から後期の頭にかけて、私は仕事に加えて、学位審査の準備で大変忙しくしていました。 スイスに住んでいますが、その頃はまだ、東京の大学の博士課程の所属でしたので、東京の大学での学位審査を控えていたのです。 学位審査の打ち合わせと本番とで…

日本の医師から見たスイスでの妊娠出産(11)~妊娠月数の数え方~

スイスの妊娠〇か月と、日本の妊娠〇か月は一か月ずれています。 妊娠週数の数え方は同じです。 月数が違うのはなぜかというと、日本では、最初の月(妊娠が成立したとき)が、妊娠一か月ですよね。 スイスでは、それが、妊娠0か月なのです。 ですので、そ…

日本の医師から見たスイスでの妊娠出産(10)~スイスの産科クリニックと出産病院の連携~

スイスでは、通常、妊婦検診を受けるクリニックと、実際に出産する病院とは別です。 まず強調したいことは、私はこのシステム、とてもいいと思います。 日本では、通常、妊婦検診から出産まで、同じ産科医院、もしくは病院でやると思います。(里帰り出産の…

日本の医師から見たスイスでの妊娠出産(9)~弾性ストッキングの話後編~

ところが・・・後日保険会社に代金を請求したところ、「検討します」の答えが・・・。なぜ・・・。 そして、結果的に保険会社がその弾性ストッキングに払ってくれた金額は約6000円でした。 つまり、1万円の持ち出し…。 この弾性ストッキング、結果的にはや…

日本の医師から見たスイスでの妊娠出産(8)~弾性ストッキングの話前編~

私は、周りの友達に比べて体が特にむくみやすい方ではないと思います。 (女性はわりと、むくみに悩まされる人が多いですよね) それでも、一人目の妊娠の末期などは、手足がむくんで、結婚指輪が抜けなくて困ったりしたことがありました。 また、手根管症候…

日本の医師から見たスイスでの妊娠出産(7)~スイスの出生前診断番外編~

日本では、新型出生前診断を受けて、「陽性」であった妊婦さんの95%以上が、その後中絶を選択したというデータがあります。 これには、理由があって、このデータを取ったときは、まだまだ日本では新型出生前診断が広まっておらず、集団にバイアスがあったた…

日本の医師から見たスイスでの妊娠出産(6)~スイスの出生前診断後編~

よくよく調べてみると、その時の私の年齢から算出される、胎児染色体異常の確率が1/400でした。 つまり、この数字だけで、新型出生前診断に進むカットオフ値(1/1000)より高いですから、普通に考えれば、私の年齢(30台なかば)で出産する人は基本的に新型出…

日本の医師から見たスイスでの妊娠出産(5)~スイスの出生前診断中編~

そして、胎児染色体異常検査のスクリーニング検査の結果の電話がかかってきました。 「スクリーニング検査の結果が陽性でしたので、新型出生前診断にすすみます。」 2人目と言うこともあり、なんとなく楽観視していた私には衝撃でした。 Dr Cクリニックの受…

日本の医師から見たスイスでの妊娠出産(4)~スイスの出生前診断前編~

昨今、日本でも新型出生前診断についてクローズアップされることが増え、日本産婦人科学会としてもこの診断をもっと身近に受けられるようにという方向で動いているところですよね。 そして出生前診断には常に倫理的な問題がついてまわり、「命の選別」と「女…

日本の医師から見たスイスでの妊娠出産(3)~二回目の妊婦検診~

スイスの妊婦検診は日本に比べるととても回数が少ないです。 日本の妊婦検診は、23週までが4週間に一回、24週から35週が2週間に一回、36週以降は週1回となっていると思います。 ただし、ごく初期は初診後1~2週あけて次の検診に来るように言われることも…

日本の医師から見たスイスでの妊娠出産(2)~初期の妊婦検診~

そして初診日がやってきました。 ここで一般的なスイスのクリニック受診の流れです。 受付で名前を名乗る ↓ 待合室に通される ーここで、他の待っている患者さんたちに”bonjour"と一言挨拶するのが一般的です ↓ 診察を受ける ー待合室に先生が呼びに来て、Dr…

日本の医師から見たスイスでの妊娠出産(1)~妊娠初期の葉酸~

今日から、私の経験したスイスでの妊娠出産について書いていきたいと思います。 日本での出産も経験していますし、小児科医として数々のお産の現場に立ち会ってきたので、スイスでの経験は発見がいっぱいありました。 待望の二人目! というわけで、一人目同…

娘の救急受診したときのはなし(2)

(前回の話の続きです) その日以降、しばらくは患部に当たらないようにスプーンで食べ物を口の中に入れてあげたり、水分もストローで飲んで、患部を保護するように努めました。 患部はなんとか血餅でくっついていますが、しばらくは、簡単に再度開いてしま…

娘の救急受診したときのはなし(1)

スイスの医療について少し紹介しましたので、今日は娘が実際に怪我で医療受診したときのことを書きます。 娘が3歳10か月のとき、トロッティネットにとてもハマってました。 トロッティネットとは、日本で言うキックスクーター(キックボード?)です。 スイ…

スイスでの医療費

スイスではとても物価が高い国でして、概してなんでも日本より高いです。 中でも高いのが医療費!! この話題は避けて通れませんね。 日本では一般的な健康保険に加入している場合、大人で3割負担であることが多いと思います。 子供の場合、自治体によって…

謝る人、謝らない人

前述のように、楽しいデザルプでしたが、いっぽうで、信じられないことがありました。 あまり楽しくない記事は書きたくありませんし、私自身思い出すのもいやなことですが、こういった、海外生活の悲しい場面も紹介すべきと思い書くことにしました。 デザル…