持ち物はレクレのみ

今日も、娘の学校についてです。

 

娘のクラスは、4歳から6歳(1Pと2P)の複式学級です。

娘は、スイスの年度で言うと、誕生日が遅い方なので、4歳になりたてで最初に学校には行ったときは、同じクラスにもう6歳という大きいお友達がいて(しかも体格もいい!)、たじろいだりしたものですが(特に私が)、慣れてしまえば、複式学級もよいなと思います。

 

下の学年の時は、上のお兄さんやお姉さんに教えてもらえるし、上の学年になったときは、新しく来たかわいい一年生(1P)にいろいろ教えてあげられるのが楽しいみたいでした。

 

そんな楽しい学校生活ですが、日本の学校には聞きなれない時間があります。

レクリエーションの時間です(略してレクレ)。

これだけ聞くと、何かゲームでもするのかな、と言う感じですが、実際には長い休み時間のような感じです。お菓子付きの!

レクレの時間になると、みんな持ってきたお菓子やお水をもって校舎の外に出て遊ぶみたいです。

 

そういったことを全く知らなかったものですから、最初のころ、何も持たせずにいたら、娘が

「私だけお菓子ないの・・・」

と言うようになりました。

 

それでも、日本で教育を受けてきた私や主人は、学校にお菓子を持っていくなんていう発想がないものですから、なにかの間違い(?)などと思っていました。

すると、連絡帳に先生から

「小梅はいつもレクレのときにおなかがすくみたいですので、何かお菓子を持たせてあげてください」

と書かれてしまいました・・・!

 

いつもレクレの時に、娘だけお菓子を持っていなかったので、周りの子供たちが娘にお菓子を分けてくれていたようです。

なんとも、かわいそうな子になっていました・・我が娘・・・(笑)

 

と言うわけで、その日から毎日”レクレ”を持たせるようになりました。

*レクレに食べるお菓子のこと自体をレクレと呼ぶみたいです。

 

ちなみに、少なくとも1Pと2P(一年生、二年生)のクラスまでは、鉛筆やノートなど、自分のものを持っていく必要はなく、すべて教室のもの使います。

(実際に4歳の子供に自分の物の管理はとても難しいと思います)

ですので、毎日、一応リュックサックを持っていくのですが、中身は”レクレ”のみです(笑)

(連絡ノートは週に1回、金曜日に先生から戻ってきて、月曜日にまた提出します)