子連れ目線の航空会社比較

外国に住んでいますので、子連れで飛行機に乗る機会は比較的多いです。

 

その中でも息子(現在1歳半)が生まれてから乗った航空会社のレビューをしたいと思います。

まず、生後4ヶ月のときにブリュッセル航空(近距離線)、生後6ヶ月のときに中国国際航空、1歳2ヶ月でエミレーツ航空、そして今回1歳半でスイスインターナショナルエアライン、アメリカン航空(近距離線)です。

 

中でも良かったのはエミレーツ航空です。

 

項目ごとの比較を紹介したいと思います。

ブリュッセル航空およびアメリカン航空は、近距離線でしたので、サービスの比較は難しいです)

 

○予約時

エミレーツは、二歳未満の子連れの家族は、予約後に、オンラインでバシネット席の予約が可能でした(バシネット使用有無にかかわらずおさえることができました。)。また、二歳未満の子供にはベビーミールを、二歳以上の子供にはチャイルドミールを、それぞれ予約可能でした。

 

中国国際は、食事はエミレーツとまったく同様に予約できました。バシネット席の予約はオンラインではできませんでしたが、電話をかけたらできました。

 

スイスエアは、食事の予約もできませんし、座席もバシネット使用しない場合は無料ではおさえることができません。

 

○食事

上記の通り、エミレーツや中国国際ではチャイルドミールだけでなく、座席のない赤ちゃんのためにベビーミールもたくさんくれましたが、スイスエアは、ベビーに対する食事は一切なし。持ってくるか同乗者のを分けないといけないです。

 

○子供向け機内エンターテインメント

これは、エミレーツとスイスエアのみの比較になりますが(中国国際航空に乗ったときは、娘はまだ機内エンターテインメントを使いこなせなかった)、エミレーツのほうが子供向けムービーや、ゲームの種類が豊富でした。

 

○子供に配られるおもちゃ

圧倒的にエミレーツに軍配があがりました。

エミレーツは、動物(ライオン、パンダなどから選べる)の顔のリュック、その中にシール遊びのセットや、冊子、そして動物柄の小さめのブランケットと、それをまとめるバンド(これにも動物の顔のぬいぐるみがついている)など、ほんとにたくさんいただけました。(しかも、乗り換えで次の便でももらえますので、往復で4回、こども二人にそれぞれ、ということで多すぎましたが・・・)

スイスエアラインは、飛行機の形の手のひらサイズのぬいぐるみでした。悪くはないですが、娘のテンションがこれではいまいち上がりません(笑) そして、息子にはくれませんでした。

と思っていると、帰りの便では、そのぬいぐるみに加えて、色塗りセットをくれました。(外国あるあるですが、サービスにムラが…(笑))

 

○ベビー用シートベルトがない!

座席のない二歳未満の赤ちゃんは、離着陸のとき、抱っこしている保護者のシートベルトと連結できるベビー用シートベルトをするものだと思っていましたが、今回、アメリカン航空に搭乗したとき、そのベビー用シートベルトがありませんでした!

座席についてしばらくして、CAさんに「ベビー用シートベルトお借りできますか」と聞くと、「アメリカン航空ではベビー用シートベルトは用いません。しっかりと抱いてあげてください」と。

!!でも、大きく揺れることもあると思うし、危険ではないですか?

と思い、急遽抱っこひもをして支えることにしましたが、離陸前になって、CAさんに、離着陸の時に抱っこひもで抱っこするのは禁止です、と言われてしまいました・・・。

 

不安になりました。

でも、考えてみると、日本でも国内線のときは、ベビー用シートベルトなかった気がしました。近距離だからなかったのかな?

 

 

終わってみると、大きな差はないように思いますが、やはり、予約時にバシネット席が予約できるかどうか、ベビーミールがもらえるか、などは準備するときはとても不安になりますので、そういったサービスがある方が、小さい子供のいる家庭には安心かなと思いました。

 

参考になればと思います。